■ ID
| 1464 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 荒川・妻沼低地の埋没段丘面の分布・編年と周辺諸河川との対比
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■ 著者
| 石原武志
東京大学大学院 須貝俊彦
東京大学大学院 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地球惑星科学連合2011年大会、平成23年5月24日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では関東平野中央部の荒川低地中・上流域とその上流側に位置する妻沼低地(荒川河口から約50〜85km上流)を対象に約3,000本のボーリング柱状図資料の収集・解析とボーリングコアの分析を行い、沖積層基底地形の分布・形状を明らかにした。次いで、下流側の東京低地や、他地域(中川・多摩川・小櫃川・養老川など)の沖積層基底地形との対比を行い、荒川・妻沼低地の基底地形の形成過程について考察した。その結果、埋没段丘が現荒川河口から約65km上流まで、そして埋没谷が少なくとも約85km上流まで認められることから、関東平野中央部ではグローバルな海面変動の影響が平野の奥深くまで及んでおり、特に最終氷期極相期にむかって海水準が低下する期間に、数段の河成段丘面が次々と段丘化してきたことなどが明らかとなった。
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